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高級軟臥

T201次で広州に帰投 10月6日

10月6日、北京から広州への帰投は寝台列車を使った。この列車は現在大陸から海南島三亜行きの唯一の列車となってしまい、本来なら3日目(10月8日)朝5時の三亜着まで完乗したかったのだが、8日から会社をサボるわけにもいかず、しぶしぶ広州下車を選択した。

牽引機は広州まで韶山9G型が担当

牽引機は広州まで韶山9G型が担当

高級軟臥は2段ベッドとプライベートトイレ付き。できればシャワーもつけて欲しかった

高級軟臥は2段ベッドとプライベートトイレ付き。できればシャワーもつけて欲しかった

ちなみに、軟臥、硬臥はとうに売り切れていたので高級軟臥しか選択肢がなかった。すでに7日に広州戻りの高鉄二等席を買っていたため、帰れないということはない。今回寝台を選択したのは今回の乗り鉄で完全に長距離列車寝台に魅了された同行者であり、切符の差額は同行者に負担していただくことで切符の変更を了承した。個人的には、たとえ1泊減らすとはいえ、1388元の高級軟臥上段の選択は金欠者にとっての経済的負担が大きいから差額の補填は助かった。

この列車はT16次の折り返し運転で三亜まで行く

このT201次はT16次の折り返し運転で三亜まで行く

切符自体は発車3日前ぐらいに発売をするようで、偶然9枚の売れ残りを確認し、高鉄の二等席を払い戻しして無事二枚購入に成功。高級軟臥でもその日のうちに売り切れてしまった。同行者が高鉄利用を嫌がったのは、二等席で9時間半は体が持たないことと、深夜10時に広州南に着いてから市内まで戻ると家に着くのが12時近くになり翌朝がしんどいというのが本音。それは同意見。
T201次ならよほど重大な事故が起こらない限り遅延が発生しても30〜60分以内、7日の16時には広州駅に到着しているのだから、そりゃあ軟臥クラス以上の切符が買えるなら文句はない。

それで向かった北京西駅。朝から濃霧のおかげで市内郊外ともに視界が悪かった北京だが、夕方気温が高くなるにつれて視界も良くなってきた。

乗車した高級軟臥は8号車目にあたり、7号車が軟臥車、9号車は食堂車である。乗務員は7号車と8号車を兼任していた。個室内の電源はきちんと通っているし、トイレの吸引式排水も押しボタンのレスポンスが悪いところ以外はまあまあ使える。18時11分、大勢の乗客を乗せた列車は3500キロ先の三亜に向けて旅立った。

高級軟臥通路

高級軟臥通路

このT201次は、北京西〜広州間においてかつて同区間を結んだT29/30次の名残として、最も印象付けるのは停車駅。同区間を20時間54分で結び、石家庄、鄭州、武昌、長沙、郴州、韶関東を停車する。T201次自体は07年4月のダイヤ改正時に登場している。

発車2時間後には石家庄に停車をし、さらに4時間後には鄭州に停車。その間、食事を摂りに隣の食堂車へ行くが予想通り無座の座席難民で溢れていた。
待つこと食堂車のスタッフが彼らをどかしてようやく座ることができたのである。料金は相変わらず高額設定で、肉系が35元、野菜系が20元、卵炒め系が25元だから、同行者がいなければ、事前に駅の吉野家で牛丼飯を買い込んで乗車していたに違いない。

肉料理は35元からなので高い

肉料理は35元からで高い

高級軟臥の上段は車両の底からくる振動に悩ませられずにグッスリ眠れた。旅行中、ホテルでは夜遅くまで仕事メールのチェックやブログアップのための写真整理や加工縮小などを行うため、どうしても12時を過ぎることが多く、それでいて6時には起床というスケジュールが続き、疲労のせいかどこか調子がおかしかった、そのため今回は10時前に床につき、翌6時半に起床。食堂車で朝食を摂ったあと、また11時まで熟睡できたのだから、ダメ人間の幸福ここに極まれりといったところか。

朝食は焼きそばとお粥とゆで卵のセットで20元

朝食は焼きそばとお粥とゆで卵のセットで20元

2日目は長沙、郴州、韶関東にそれぞれ停車。すれ違う貨物列車の電気機関車ははほぼ和諧D1C型に置き換えられていた。

長沙駅の駅弁販売。18元だったけどなぜか表示は15元

長沙駅の駅弁販売。18元だけどなぜか表示は15元

7日の広州行きは熾烈な争いが待っている

7日の広州行きは熾烈な争いが待っている。長沙駅

郴州で和諧電気1C型が貨物列車を牽引してきた

郴州で和諧電気1C型が貨物列車を牽引してきた

韶関東駅に到着

韶関東駅に到着

英徳から飛来峡までは北江に沿って走る

英徳から飛来峡までは北江に沿って走る

列車は30分ほど遅れて、16時前に広州駅に到着。大勢の乗客が降りると同時に、湛江、海口方面へ行く乗客たちが乗降口にどっと押し寄せてきた。

広州駅でも途中乗車を希望する人が後を絶たない

広州駅でも途中乗車を希望する人が後を絶たない

同行者とは地下鉄で途中まで乗り、分かれたあとは途中で晩ご飯用弁当を買って家に戻り、また寝た。久しぶりの高級軟臥の旅は、今までたまった疲労を吹き飛ばしてくれました。ほんとグッスリ眠れたのは良かった。

今回の乗車距離は2294キロ。今回の総乗り鉄は合計5563キロでした。
私の乗車距離は41万4054キロです。

T316次 呼和浩特〜北京西に乗車

今回の旅行で「呼和浩特に寄るよ」と言うと、みなさん「いいな〜」という反応が必ず返ってくる。せいぜい馬が駆ける青い草原と宿泊施設のパオをイメージしているのだろう。しかし、悲しいかな。K1674次から降りて1時間半経ったあと、再び北京西行きの特快に乗車。観光はせいぜい朝の跨線橋の撮り鉄ぐらいで終わっているのであった。

今回乗車したT316次そのものは、ハルピン東〜大連を結ぶ昼間の特快として誕生したものの、哈大高鉄の開通で消滅、13年1月より呼和浩特〜北京西でRZ25T、RW25T、YW25Tを使う車両として復活。いっぽう、今回の25T型はもともと12年夏に呼和浩特局が呼和浩特〜哲里木(隣駅が瀋陽局の通遼)を結ぶ管内快速の専用車両として長春客車で製造したものの、今年の7月のダイヤ改正で管内快速が廃止、車両そのものはT316次に置き換えられ、従来使用されていたRZ25Tなどは呼和浩特〜包頭間のT6000番台で始まる城際特快に転籍した。
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さて、車両の妻戸に呼局集段と刻印されたこの25T型は、現在17両編成で運転中。(呼和浩特方面)1〜12両目は硬臥、13〜14両目は軟臥、15両目が食堂車、16〜18両目は硬座(北京西方面)となっており、17号車が欠員となっていた。食堂車が端っこの15両目に来ている時点でおかしいとは思うが、なぜ呼和浩特局の鉄道関係者はだれも気がつかないのだろうか?

ちなみに、最初高級軟臥狙いでいたのだが、2日ほどサボっていたら軟臥、高級軟臥共に売り切れてしまい、結局硬臥下段を買ってことなきを得た。買った場所は8号車である。
さて、高級軟臥と書いたのだが、この軟臥車両はいわゆる軟臥と高級軟臥を備えた合造車である。定員数28名で、車両内の4号室、5号室は2名乗車の高級軟臥となっているのだ。料金は硬臥142元に比べ389元。まあ安くはない。
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牽引する機関車は呼局の韶山9G型だが、元々は武漢局武南段から転属された機関車となっている。過去のダイヤを追ってみると、この車両が導入されてから、列車の速度が上がったようで、現在呼和浩特〜北京西間を6時間で運行している。同区間ならこの特快が最速ではないのか。

8時24分に呼和浩特駅をあとにしたT316次は京包線を東に進む。呼和浩特南から迂回してきた貨物線と複々線のまま集寧南へと行く。朝から食堂車を利用。こんなボリュームで15元とはまた何という破格な金額。
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日が昇る内モンゴルの秋の景色と、並走する長編成の石炭貨物列車を追い抜く光景をぼーっと見つめながら1時間は過ごした。旅客線の方が新しく設計したみた いで、並走する貨物列車は河と山に沿った線形に対し、旅客線の方は山にはトンネルを掘り、大河には橋を架けるというやり方で線形を真っ直ぐに引いているの が特長だ。集寧南まで1時間弱。

駅ホームが工事中の集寧南から張家口南間はバイパス路線というべき178キロの張集線が11年4月末に開通し、北京〜呼和浩特間の時間短縮に貢献している。張家口南で電気機関車を和諧D3型に交換。個人的には25T型の編成色が最も生えるのは正反対色の赤を纏った韶山9Gであり、紺色べた塗りの和諧電気のカラーリングはいつまでも好きになれない。
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そして、張家口南を発車し、途中の沙城から北京西までは豊沙線を経由する。永定河と峻厳な岩山に囲まれた同路線は、下り路線が新しく開通し、上り路線は古い線をそのまま使用。上下線は河を挟んで左右を入れ替わることが3度あり、この勾配区間を抜けるのには速度を落とすため2時間かかる。あと、マイカーを持っている人からみれば北京西北郊外にこんなダイナミックな見所のある場所があったりする、ということで大型連休中は相当混むそうだ。
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結局10分程度の遅延で14時半過ぎに北京西駅に到着。同行者がすっかり中国鉄道寝台車にはまり、本人の強い希望で6日発広州行きのT201次高級軟臥切符の購入とG81次高鉄切符のキャンセルをするために駅切符売り場へ向かった。
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T316次は昼間のみの移動だから高級軟臥は不要だけど、やはり硬臥の下段は確保しだいかな。車両数が圧倒的にすくない硬座は普段から全漢満席コースなので安くても乗るなというのがアドバイス。

今回の乗車距離は526キロ。
私の乗車距離は41万11760キロです。

乗り鉄記録 2002年9月 

2001年10月のダイヤ改正で、北京~上海を結ぶ花形特急、T13/4次とT21/22次に専用列車が登場した。

このときの撮影感動は今でも忘れられない

このときの撮影感動は今でも忘れられない

しかもまだ数の少なかったRW19K高級軟臥を連結し、なおかつ硬座を廃止させ、全車両寝台化させた列車は当時のマスコミの間で動く星級ホテルと絶賛された。

この切符表記は高級軟臥座ではなく軟包という呼び方だったので、04年に高級軟臥切符を買いにいっても、高級軟臥という言い方は定着しておらず苦労した。もっとも、この切符は友達に買ってきてもらったのだが

この切符表記は高級軟臥座ではなく軟包という呼び方だったので、04年に高級軟臥切符を買いにいっても、高級軟臥という言い方は定着しておらず苦労した。もっとも、この切符は友達に買ってきてもらったのだが

これはただ単に25K車両を連結させず、車両の生産段階で1両1両連番で、しかも色も内装も全車両統一させたというこだわりのよう。

関係ないがT21次乗車前撮り鉄。このの列車はT47次で韶山9Gはまだなく、東風11型の重連運転だった

関係ないがT21次乗車前撮り鉄。このの列車はT47次で韶山9Gはまだなく、東風11型の重連運転だった

客車の生産は、T13/14次が長春客車、T21/22次が四方客車だった。
また、T13/14次は東方号、T21/22次は新世紀号という別称もあった。

北京駅内部02年 軟席候車室02
02年9月の北京駅。まだ1番線のホーム横の軟席候車室には国際列車用切符窓口(いつもひとつしか開いていない)が残っていた。

私はT21次の高級軟臥に乗り込んだが、あの贅沢とバブリーな雰囲気の衝撃は当時でも忘れられない。女性乗務員なんぞスレンダーな連中が接客していたから極楽のような感じだった。
fuwuyuan_1 fuyuwuan_2 11年前の写真だからもう時候でしょう。

バーカウンターも備えたからか、豪華な印象が強かった食堂車の飯はうまく、 AV機能のある高包ベッドで、壁に備えられたVCD番組をみつつ、随分レベルが向上したなぁと1番中感動し続けていた。
RW19K_1 RW19K_2 RW19K_3

canche_1 canche_3 canche_2

しかも当時はまだ中国列車に関する情報が少なかったからこそ、この車両を調べるためいろいろな中国鉄系サイトを渡る歩き、結果的に、ズブズブはまることになったのはいうまでも無い。

ちなみにT13/4次の車両は、第5次ダイヤ改正後、桂林~深圳間の特快で第2の人生を送っている。13年8月の時点ではT190次/189次として南寧局の南寧〜北京西間で運行している。

私の2002年の乗車記録は1463キロです。

乗り鉄記録2001年2月

2001年2月 T97次 北京西〜九龍(2475キロ)
北京/上海から香港行きが登場したのは1997年5月からだけど、乗車できたのは4年後の01年。切符は初の高級軟臥で1311元。切符の台紙は当時KCR(今はMTRに統合)だった九広鉄路の切符だった。運賃は当時から香港側の価格で販売されていた。

当時は香港ドル安のため中国切符よりもずっと高かったが、今では人民元高で900元台で買える

当時は香港ドル安のため中国切符よりもずっと高かったが、今では人民元高で900元台で買える

当時のダイヤは00年10月に行われた第3回ダイヤ改正後のダイヤである。
列車は9時12分北京西駅を発車。
翌日の9時30分に広州東駅に到着後、電気機関車をディーゼル機関車に付け替えて、発車。乗車した当日は装飾カマにならなかった東風11型8号機である。
11時前に東莞駅到着後イミグレで国境越え審査を行い、再び乗り込んだあとは深圳駅を通過して香港に到着。香港発着ダイヤは当時からあまり変わっていない。

T97次 東風11型0008
写真右は07年11月広州棠渓で撮影、左は01年2月広州東駅で撮影。

乗車した車両はRW25Kで高級軟臥がと言われていたものの、1車両に6室の高級軟臥と2室の軟臥が配備されていた。木目シートとメッキで飾られた個室内は下段ベッドのみしかなく、シャワー室の水の出は良くなかった。よく考えれば乗務員もシャワー室を使っていたなあ。

2001年当時の高級軟臥。RW25K

2001年当時の高級軟臥。RW25K

この列車のシャワー室は一時お土産保管室になったりしたときもあったが、06年9月香港から乗車したときはシャワー室として一時復活していた。列車そのものは08年1月を持って25T型に置き換えらて、高級軟臥も19T型に置き換えられている。

乗車総合距離2475キロ。

2011年の乗り鉄記録、他

2011年1月
第72〜74回鉄の屑作戦 広珠城際軌道乗車
D7615次 広州南〜珠海北
D7618次 珠海北〜広州南
D7711次 広州南〜古鎮
D7714次 古鎮〜広州南
D7709次 広州南〜江門
D7718次 江門〜広州南

2011年1月〜2月   9402キロ
第75回鉄の屑作戦 春節ウルムチから四川上海まで乗りまくり
T70次 ウルムチ〜北京西
T7次 北京西〜成都
D6101次 成都〜青城山
D6104次 青城山〜成都
D358次 成都〜上海虹橋 CRH1E
D3006次 上海虹橋〜漢口 CRH2重連
G1081次 武漢〜広州南 CRH3重連 特等 他の切符が売り切れていたため

2011年2月
第76回鉄の屑作戦 4たび広珠城際軌道に乗る
D7707次    広州南〜新会 戻りは高速バス

2011年3月   1582キロ
第77回鉄の屑作戦 海南島へ逝かないか
K407次    広州〜東方 東方から海南島博物館まで行くのが大変
D7357次    海口東〜三亜
D7316次    三亜〜海口東
D7313次 海口東〜美蘭空港

2011年5月   2359キロ
第78回鉄の屑作戦 満洲里強制送還
K19次 北京〜サバイカリスク 屈辱の強制送還劇

2011年6月〜7月    6080キロ
第79回鉄の屑作戦 京滬高鉄に乗った
1232次    広州東〜南寧 今は無い
T190次    南寧〜北京西 高級軟臥
G35次    北京南〜上海虹橋 商務席
G110次    上海虹橋〜北京南 一等席
S207次    北京北~八達嶺 北京交通カードが使えるようになった

2011年10月18日
中国鉄道大全発行

2011年10月    2888キロ
第80次鉄の屑作戦 東莞東ってどこ?
T128次    東莞東〜成都 とにかく車内撮影に対しスタッフがうるさい列車
D5108次    成都東〜重慶北 途中から単線だった

2011年11月   6409キロ
第81回鉄の屑作戦 青島まで逝ってきた
T161次    広州東〜青島
G194次    青島〜北京南 一等
Z133次    北京西〜井崗山 高級軟臥
K8704次    井崗山〜南昌 硬座
T171次    南昌〜広州東 軟臥

2011年12月〜12年1月    4896キロ
第82回鉄の屑作戦 洛陽〜湛江の緑を求めて
T10次    重慶〜北京西 大晦日軟臥で逝こう、自力で買えた
T97次    北京西〜鄭州 RW19T 切符が全然買えない
G2005次    鄭州〜洛陽龍門
1808次    洛陽〜湛江 2泊3日 35時間の緑皮車

2010年10月から12月末までの乗車記録

主に鉄の屑作戦=省外での乗り鉄記録をうpします。

2010年10月末〜11月    4991キロ
第69回鉄の屑作戦 滬杭城際鉄路上車
T98次 広州東〜北京西 軟臥
D309次 北京南〜杭州 軟臥
G7308次 杭州〜上海虹橋 特等 CRH380A
D3107次 上海虹橋〜福州 一等 CRH1B

2010年11月    47キロ
第70回鉄の屑作戦 武広高速鉄道最短乗車
G1078次 広州南〜広州北 CRH2C

2010年12月〜11年1月    5921キロ
第71回鉄の屑作戦 年末上海出張
T823次 広州東〜紅磡 Ktt
T100次 紅磡〜上海 RW25T
T110次 上海〜北京 高級軟臥RW19K大晦日乗車。 北京では大秦線撮り鉄
T201次 北京西〜広州 長沙では雪が降っていた