乗車から降りるまで
簡単な流れの説明
中国の鉄道は、日本の鉄道と違い簡単に乗れません。ひとつは座席が全て指定席であり、ひとつは簡単に駅のホームに入ることが出来ないという理由だからです。まず何処に行くか目的地を選びましょう。その際に手持ちの中国旅行ガイドブックやウエブの中国語サイトから目的地を検索していく方法が便利だと思います。
中国語サイトで一番お勧めなのが「OK旅行網」という時刻表サイトで、中国語の発音(ピンイン)を少しでも分かっているなら簡単に誰でも利用できます。このサイトなら列車の検索や所要時間や切符の値段がある程度分かり、中国の時刻表を持っていない方でも使えます。
日本語サイトだと私のサイトですか(苦笑)。
目的地と乗車する列車がある程度絞られたら、切符を購入します。一番いい方法は旅行会社に頼むことです。出来るならホテルに入っている旅行会社がいいでしょう。中国の駅切符売り場はいつも混んでおり、また治安も良くなく、なおかつ1時間待って買えませんでした、という事例もあります。
旅行会社に頼むと手数料は20元〜100元取られますが、時間を浪費せずに済みます。予約は乗車10日前から前日と地域によって幅があります。
日本の幾つかの旅行会社でも中国鉄道の切符を扱っておりますが、料金は中国価格の2倍〜6倍はします。切符を何処で買うかは当事者の善良な判断にお任せします。中国語に自信がある方なら自力で駅に行って購入することも問題ではありません。
無事切符を手に出来たら駅に行きます。出来れば発車1時間前には到着してもらいたいです。
まず入り口で荷物のX線検査があり、これで長蛇の列が出来ている場合があります。このX線検査を通過しないと、駅構内の中には入れません。
駅構内には幾つかの候車室があります。軟席候車室は軟臥及び軟座関連の切符を持っていれば入れます。 駅構内には発車する列車の候車室が表示されていて、
Z13次 上 海 5候車室
Z 7次 上 海 6候車室
T65次 南京西 3候車室
左のように表示されているので、乗車する列車の指定された候車室に入ってください。発車30分前に切符改札が行われます。ここでも長蛇の列が出来るので、30分手前で一番先頭に立っておくのがいいでしょう。Z 7次 上 海 6候車室
T65次 南京西 3候車室
改札が終わると、ここでやっとホームに降りれますが、余裕はありません。決まっている車輌に乗車してください。冒頭で述べたように中国の鉄道は指定席ですので、決められた車輌以外からの乗車は出来ません。
各車輌には男性または女性の従業員が入り口のところで立っていますので、切符を見せて初めて車内に入ることが出来ます。また寝台乗車の場合は、切符と換票証を渡されますので、くれぐれもこの換票証を無くさないよう気をつけてください。万が一無くすと、ホームにいた場合、再び列車に乗れず、荷物のみ終点まで行く可能性もあります。
列車のトイレですが、トイレットペーパーは無いと考えておいた方がいいです。またほとんどの車輌が垂れ流し構造のため、途中駅停車中の場合、トイレの使用は出来ません。
列車が発車すれば、あとは目的地まで寛ぐなり車内の乗客と仲良くするなり、道徳に反する行為以外なら自由です。寝台列車乗車の場合、服務員が乗客の身分証明書の確認に来るのでパスポートは盗られない所に携帯しておいてください。
車輌から車輌への移動は原則禁止で、食堂車以外の目的がなければ、おとなしく車内にとどまるしかありません。軟臥乗客が硬臥車輌や硬座車輌に行くことは可能ですが、硬座乗客が硬臥車両や軟臥車輌には行けません。追い出されます。
目的地が近づくと、車内ではアナウンスがあり、寝台なら夜中でも服務員が起こしに来ます。換票証と切符を再度交換して、忘れ物をしないで列車を降りてください。
列車を降りた後はホームに出口と書かれている案内に従って、出口に向かってください。出口で駅員に切符を渡すと切符の端を破かれまた手元に戻ってきます。切符は領収証の代わりになるので、持っておいても損はありません。
覚えておくと便利な中国語
| 中国語 | 日本語 |
|---|---|
| 汽車 qiche | 自動車 |
| 火車 huoche | 列車 |
| 站 zhan | 駅 |
| 站台 zhantai | プラットホーム |
| 票 piao 火車票 huochepiao |
切符 |
| 站票 zhanpiao | 無座、立ち席 |
| 站台票 zhantaipiao | 入場券 |
| 售票処 shoupiaochu | 切符売り場 |
| 候車室 houcheshi | 待合室 |
| 没有 meiyou | 売り切れ/無い |
