おすすめ列車
この情報は2009年1月までの情報です。また列車によって何時までもサービスを続けているとは限らないので、この辺りはご了承ください。 基本的にはZ列車への乗車をお勧めします。食堂のメニューにバリエーションのある列車
食堂車のメニューの豊富な列車です。Z列車が占めています。Z15/16次 | 北京−ハルピン | とにかくメニューからビジュアルを追求したメニューが多い。 まだ残っているのかな? |
Z37/38次 | 北京西−武昌 | 主に湖北省の料理が多いです。 |
Z49/50次 | 北京−南京 | 華東の家常菜系が多いです。 |
T7/8次 | 北京西−成都 | 四川系のメニューが多く、 しかも一品が10元そこそこと安くてうまい。 車内弁当のぶっかけ飯(15元)もおすすめ。 |
K191/2/3/4次 | 広州−成都 | 上記列車と同じく、四川系の安いメニューが豊富。 成都鉄路局の食堂車は、 総じて安くてうまいメニューがそろっている。 |
T87/88次 | 北京西−貴陽 | 成都鉄路局所属の列車。四川系、貴州系のメニューが多く、 車内弁当のビーフンはいける。 ただ、価格は成都方面の列車に比べると、5元ほど高い。 |
T75/76次 | 北京西−蘭州 | 麺類系と肉類の安いメニューが目白押し。 |
K43/44次 | 北京西−蘭州 | 中国華北の一般食堂で出されメニューがそろっている。 |
T51/2/3/4次 | 上海−烏魯木斉 | トマトや瓜、ピーマンに肉をいためたメニューが多い。 しかもそこそこ安いのが魅力。 |
T97/98次 | 北京西−広州東/香港 | 一品30元と価格は張るが、 数少ない広東料理をそろえている列車だ。 ご飯とスープは価格に含まれる。 |
T99/100次 | 上海−香港 | 香港行き列車では、朝食バイキングを実施している。 |


従業員の態度のいい列車
私が乗車した際に、気持ちよく感じた従業員の居た列車です。また評判のいい列車も載せております。Z列車ならば間違いはないと思います。
C列車、D列車 | 動車組ほぼ全般 |
Z15/16次 | 北京−ハルピン |
Z17/18次 | 北京西−長沙 |
T7/8次 | 北京西−成都 |
T17/18次 | 北京−ハルピン |
T41/42次 | 北京西−西安 |
T51/2/3/4次 | 上海−烏魯木斉 |
T71/72次 | 北京−ハルピン |
T97/98次 | 北京西−広州東/香港 |
T99/100次 | 上海−広州東/香港 |
K7001/2次 | ハルピン−牡丹江 |
KTT[九廣鉄路] | 香港−広州東 |
【コラム】T97/8次の激変(06年9月)
1997年に北京西−香港を結ぶ列車が開通したとき、誕生したT97/8次はしばらく、中国を代表する列車のひとつでした。
ところが、2003年11月に運行方法が変わり、始発駅以外の乗客は乗車できなかったり、2004年にZ列車が登場して、T97/8次に誰も目を向けなくなったとき、この列車のサービスは堕ちるところまで堕ちました。当時の担当は北京の京局京段でしたが、ここの所属の列車サービスは他の地域の列車と比較しても、首都にあるからという驕りからか、決して乗客に対する対応および態度は決して良くありませんでした。T97/8次も例外ではなく、例えば食堂を利用する際も、他の地域の列車よりメニュー料金は高く、実際は10元の価値に満たない料理を出していましたし、従業員もやる気のない顔ばかり揃っていました。どちらかと言えば、自分勝手な人種が多かったようです。
また鳴り物入りで登場した高級軟臥車輌のシャワー室も壊れてそのまま放置しているのか、それとも直せる技術がないのか分かりませんが、シャワー室は開かずの間になっていました。
そのため、乗車した乗客の間からは、この列車に対する評価がかなり低く、私も軟臥切符が簡単に購入できるメリットがあるだけで、あえて乗車はお勧めしないとまで言っていました。
しかし、2006年9月25日、突然列車の担当が京局京段から広州の広九客運段に変更になりました。広九客運段は主に広州(東)―深セン・香港(九龍)間の城際列車を走らせており、中国国内の中ではサービスはまあまあ良い方です。長距離列車なら深セン―北京西や深セン―岳陽・深セン―上海の列車を扱っています。
担当が変わり、T97/8次はサービスがぐっと良くなったのです。私は2日後の9月27日に香港−北京西を乗車しましたが、その良くなった部分を紹介します。
車輌は京局京段と書かれていますが、内装の方はカーテン、シーツ等、全て広九鉄路段のマークが入っており、色はピンクに近いベージュで統一されています。
軟臥の各テーブルには列車案内のパンフレットが置かれており、室内に電源があれば自由に使ってもいいとか軟臥の利用方法を具体的に説明してくれています。
また種類は多くありませんが、食堂のメニューと車内弁当の種類と値段がきちと記されているパンフレットが置いてあり、どんな料理があるか一目で分かるようになっています。
車輌服務員ですが、若くて元気の良い女性が担当しています。ちょっとそそっかしい面もありますが、元気良くテキパキ動いてくれます。
食事時になると、弁当やメニューの注文を受けに各部屋を回り、料理が出来れば、食堂車からわざわざ運んで来てくれます。
高級軟臥に連結されているシャワー室も無事に使用できるようになりました。
列車乗務員の対応や質が良くなったと気付いたのは乗車して2日目のことで、もっと早く気付いて置けばよかったと後悔していました。なにせ乗車の際は“どうせまた…”と期待もせずその日はずっとふて寝して、担当が正式に変わったことを知ったのは北京に到着してからです。
今まではサービス面の悪さから乗車する価値がないと全くお勧めしていなかったT97/8次ですが、今回の激変っぷりにはかなり驚かされました。
乗客も香港人が多いから民度は高いし、嫌な思いをすることは中国国内の列車よりは無いと思います。皆様も機会があればサービスが向上された新生:T97/8次の乗車をお勧めします。
1997年に北京西−香港を結ぶ列車が開通したとき、誕生したT97/8次はしばらく、中国を代表する列車のひとつでした。
ところが、2003年11月に運行方法が変わり、始発駅以外の乗客は乗車できなかったり、2004年にZ列車が登場して、T97/8次に誰も目を向けなくなったとき、この列車のサービスは堕ちるところまで堕ちました。当時の担当は北京の京局京段でしたが、ここの所属の列車サービスは他の地域の列車と比較しても、首都にあるからという驕りからか、決して乗客に対する対応および態度は決して良くありませんでした。T97/8次も例外ではなく、例えば食堂を利用する際も、他の地域の列車よりメニュー料金は高く、実際は10元の価値に満たない料理を出していましたし、従業員もやる気のない顔ばかり揃っていました。どちらかと言えば、自分勝手な人種が多かったようです。

そのため、乗車した乗客の間からは、この列車に対する評価がかなり低く、私も軟臥切符が簡単に購入できるメリットがあるだけで、あえて乗車はお勧めしないとまで言っていました。
しかし、2006年9月25日、突然列車の担当が京局京段から広州の広九客運段に変更になりました。広九客運段は主に広州(東)―深セン・香港(九龍)間の城際列車を走らせており、中国国内の中ではサービスはまあまあ良い方です。長距離列車なら深セン―北京西や深セン―岳陽・深セン―上海の列車を扱っています。
担当が変わり、T97/8次はサービスがぐっと良くなったのです。私は2日後の9月27日に香港−北京西を乗車しましたが、その良くなった部分を紹介します。

軟臥の各テーブルには列車案内のパンフレットが置かれており、室内に電源があれば自由に使ってもいいとか軟臥の利用方法を具体的に説明してくれています。
また種類は多くありませんが、食堂のメニューと車内弁当の種類と値段がきちと記されているパンフレットが置いてあり、どんな料理があるか一目で分かるようになっています。
車輌服務員ですが、若くて元気の良い女性が担当しています。ちょっとそそっかしい面もありますが、元気良くテキパキ動いてくれます。
食事時になると、弁当やメニューの注文を受けに各部屋を回り、料理が出来れば、食堂車からわざわざ運んで来てくれます。

列車乗務員の対応や質が良くなったと気付いたのは乗車して2日目のことで、もっと早く気付いて置けばよかったと後悔していました。なにせ乗車の際は“どうせまた…”と期待もせずその日はずっとふて寝して、担当が正式に変わったことを知ったのは北京に到着してからです。
今まではサービス面の悪さから乗車する価値がないと全くお勧めしていなかったT97/8次ですが、今回の激変っぷりにはかなり驚かされました。
乗客も香港人が多いから民度は高いし、嫌な思いをすることは中国国内の列車よりは無いと思います。皆様も機会があればサービスが向上された新生:T97/8次の乗車をお勧めします。