列車のサービス
お湯のサービス
中国では生水は飲めませんが、沸騰させたお湯なら飲むことが出来ます。座席車輌なら服務員が薬缶を持ち歩き、お湯のサービスを行ってくれます。寝台車輌なら、テーブルの下にポットがあり、お湯が入っています。お湯がなくなれば、通路の先に給湯室があるので、自由に足すことも出来ます。あとコップは以前、寝台にはあったのですが、最近は見かけなくなったので、自前で用意してください。車輌の服務員について
各車輌には男性や女性の服務員が1人から2人付いており、乗客のお世話をします。割合的には女性が多いです。年齢は20台から20台と幅広く、グレードの高い列車はほとんど若い娘を揃えてきています(もしくはイケメン)。服務員の業務は車内清掃やお客様の保護です、が一部の列車を除き勤務態度は良いとはいえません。それでも不正乗車を防ぐため、軟臥では無座の乗客が雪崩れ込んでくるのを防いでくれますし、料理を注文すれば部屋まで運んでくれるサービスも行ってくれる場合があります。
立場上は乗客よりも高いので、服務員を怒らせるたり喧嘩したりすると、後でとんでもない仕返しが待っているかもしれません。
服務員態度のいい列車に乗りたければ、軟臥の多いZ列車乗車をお勧めします。英語の話せる服務員もいますし、割と美形が多いです。
食堂車
中国列車は昼間だけ走る列車以外はほぼ、食堂車が連結されています。食堂車のほとんどは石炭を使った火力で料理を作っています。メニューですが列車によって様々で、破りかけたB5ノートに汚い字で殴り書きの中国語の場合もあるし、正装されたメニューに写真つきで英語と中国語で書かれたメニューもあります。
中国語のメニューを見ても、おそらく外国人の我々は想像付かないと思いますので、予め旅の中国語会話集などで料理の名前を勉強しておいたほうがいいかもしれません。
料金ですが、1品20元〜30元ほどです。街中の食堂と比較するとあまりにも高いのが印象です。ビールはこれもピンキリで、安物だと5元、外国産だと30元します。古い車輌の列車だと冷ケースが設置されていないので、ぬるいビールが出てきます。
車内販売
大体食事時になると、食堂から服務員が駅弁をワゴンに積んで販売しに来る場合があります。内容は地方特産の料理かぶっかけごはんです。朝は大体おかゆとマントウとザーサイがほとんどです。料金は朝食だと10元、昼食及び夕食ですと15元〜25元です。食堂車のメニューよりは安いです。またビールやおつまみ、おかしや果物も販売するときがあります。価格は市価の2〜3倍です。
一条龍 [深セン→広州]
一条龍と言うのは人の名前でなく、まとまったサービスのことを表します。簡単に言えば旅行の出発から旅行を終えるときまで『お世話します』ということです。深セン駅発広州方面行きの列車に限定されていますが、広州(東)駅より先に行く列車に乗り換える場合(北京や上海や成都など)、その列車が始発する広州(東)駅まで城際特快を乗っていけば、一旦駅を出ずに、専用の待合室に案内され、広州(東)からの発車する長距離列車に乗車できるサービスです。 広州市、東莞市、深セン市などの広東地域は切符がオンライン化されており、例えば深セン市で広州駅発車の長距離列車の切符が買えます。しかし広州(東)駅に到着して、一旦外に出て再び入るのに必要な時間ロスが多いため、時間の無駄を省こうと始められたサービスです。
深セン駅の切符売り場にて、広州(東)駅発乗り継ぎ列車の張り紙が貼られており、広州(東)駅からの先に行く長距離列車に合わせて、間に合う城際特快の列車番号が記されています。その指定された城際特快に乗り、広州(東)駅が近づくと、専用の服務員が終点から先の長距離列車に乗車する乗客がいるか確認を取りに来ますので、あとはその服務員の指示に従い、乗換えを行ってください。乗り換え間隔は大体1時間から1時間半です。
