長距離列車
長距離特快列車の特徴
皆さんも中国に旅行される際には是非乗車していただきたい列車の1つです。何が凄いかって、乗車をすれば中国国土の広さを改めて認識せずにはいられないからです。それに引きかえ城際特快や夕発朝着特快は近距離列車です(笑)。5時間〜12時間なんて近いうち。乗車するなら距離2,000キロ以上、所要時間20時間以上の列車を目指しましょう。数多くある長距離列車の中で、お勧めなのは頭にTが付く、長距離特快です。特快ですから途中駅停車をほとんどしないしません。また列車にもよりますが、平均時速80-100キロで運行しますので、日本の寝台列車よりも速いし、レール幅が新幹線と同じ幅ですので走行も安定しています。
そして、長距離特快の醍醐味は、如何に車内で快適に過ごすかです。乗車中時間はあるので、ベットに横になって本を読んだり、窓から流れる風景を堪能したり、買出しでいっぱい購入しておいたお菓子やおつまみを食べたり、若い美人服務員と仲良くなったりと、退屈をせずに飽きない過ごし方はいくらでもあるのです。
知っておいてほしい知識
まず、寝台ですが、コンパートメントでも知らない乗客と一緒になります。複数の人数で乗車する場合は同じ部屋にしてくれますが、混んでいる時期は離れ離れになることもありえます。また車内での衣服の着替えですが、硬臥・軟臥はカーテンがありません。万が一着替え中に貴重品を見られるかもしれないので、着替えないでおいたほうがいいかもしれません、ホテルに着いてシャワーを浴びるなり、下着を交換するほうが懸命です。またトイレで行うという手もありますが、トイレでの着替えだと中は汚いし、ほとんどの車輌の便器は垂れ流しだから、そこに貴重品を落したら最後です。
ほとんどの長距離列車は首都と地方を結ぶ路線です。したがって地方での低所得者が乗れるように、硬座が多く編成されています。特に成都や重慶をはじめとする西南地区は寝台より硬座の方が多いのが特徴です。これは中国全土の民工(出稼ぎ)出身の中で割合を占めるのが四川省&重慶市だからです。人の流れが常に多いため、切符は北京から四川方面に行く場合でも入手は容易ではないし、四川から北京に戻る際は、毎日寝台はほぼ売り切れですので注意してください。この問題は四川に限らず、雲南や新疆でも同じことが当てはまります。
また長距離列車に乗車する際は、必ず寝台を選択してください。硬座でもかまいませんが、特快とはいえ、列車員から人間扱いされない場合もあります。治安の不安、窮屈な空間は乗客の体力と精神を激しく消耗させます。列車から降りて、宿泊先のホテルで体調を崩したという話は良く聞きます。列車内で補票をするという手もありますが、寝台に空きがなければ意味無いです。
ですから長距離列車に乗る場合、寝台切符購入はあらかじめ乗車日○日前発売開始とともに自力で買いに行くか、旅行代会社に頼む方法がベストです。
けれども日本にいる間は絶対20時間を超える乗車体験はなかなか出来ませんので、機会があれば是非トライしてみてください。
