切符を買うまでの過程と方法

目的地を決める

まずは計画を立てないと話になりません。何処から何処へ行くにはどうしたらよいか?決めるのはあなた自身です。
インターネットが使える方なら中国語のサイトで調べるなり、中国鉄道の時刻表や中国旅行のガイドブックなりで調べる方法はたくさんあります。
ウェブで列車の時刻表を調べる際、「OK旅行網」というサイトが比較的分かりやすく、中国語のピンイン(発音)さえ理解していれば、簡単に調べることが出来ます。

時刻表の購入場所

中国の全国列車時刻表は中国国内だと街中の大きい書店か駅で発売しています。値段は大きさにもよりますが2元〜10元。2元はその駅のみの場合がほとんどですので注意してください。
日本でも東京の神保町にある東方書店や内山書店などの中国専門書店で買うことが出来ます。ただ値段は現地の約8倍はします。

切符の発売期間

07年から全国統一では乗車日も含めた10日前と決まりましたが、まだまだローカルルールを採用している駅がたくさんあるように見受けられます。またD列車とZ列車は07年9月6日より20日前から0日前発売と変更になります。例外として、香港行きの切符は20日前から購入可能です。

切符を何処で買うか

当然ですが、切符は駅の切符売り場に行けば、希望する切符があれば買えます。また日本では当たり前の自動券売機は南方を除きほとんど普及しておらず、あっても稼動しておらず、ほとんどが切符職員との対面販売になります。
ただし、駅切符売り場はいつも混んでおり、また長蛇の列をなしている場合もあります。酷い時には割り込みをされるケースがあり、1時間並んでやっと買えると思っていたら、没有(メイヨウ=売り切れ)を言われる可能性もあるので、だとしたら洒落になりません。
 
(1) 軟席切符売り場で買う
軟座や軟臥を希望する場合、駅によっては専用の切符売り場が存在しています。まずそれを探すのに苦労するのですが。ただし並び待ちが無いので、切符があれば直ぐ買えます。
 
(2) 街中の切符売り場で買う
中国の街中では、代理買火車票という看板が出ておりますが、ここでも買うことが出来ます。ここも並び待ちはまずありません。
ただし、手数料5元払うことになりますが、駅での並び待ち時間や交通代を考えると決して高くありません。
 
(3) 旅行会社に頼む
旅行会社に頼むというのもひとつの手です。
ホテルに入っている旅行会社であれば、確実にこなしてくれるでしょうが、20元から100元の手数料が発生します。もちろん日程に余裕をもって頼みに行くのはいうまでもありません。
 
(4) 日本から買う
日本国内でも中国鉄道の切符を取り扱っている旅行社がありますが、現地価格の2倍から5倍はすると思ってください。
⇒HISやY&Mトラベルの紹介ページへリンク
 
(5) 中国の友達に頼む
頼むのは自由ですが、万が一切符が取れなかった場合、トラブルが起きても責任は持てません。

切符を買う際に必要な言語

まず英語はほとんど通用しません。英語で必死にアピールしても駅員に相手にされない欧米旅行客を幾度と無く見たことがあります。
必要な言語は中国語です。
また発音に自信の無い方は紙に書くという手もあります。
 

○月○日
Z13次 去上海
軟臥下鋪 1張

紙に出発する日付と、列車番号と、目的地と、座席種類と、欲しい枚数(中国語で〜枚は〜張を意味します)をきちんと書きます。空席があれば切符は買えます。
 

往復切符と異地售票

往復切符についてですが、まず中国の切符ネットワークは、各地方鉄路局によって管理・運営されています。
 
北京から上海を往復とした場合を想定すれば、行きの切符は北京鉄路局扱いで上海から戻ってくる場合の切符は上海鉄路局扱いになります。
このネットワークが途切れなければ、まず始発駅で往復切符は買えます。ただし復路の切符には別に手数料5元が徴収されます。この5元は上海鉄路局管轄の上海駅がわざわざ北京で、上海駅発の切符を売ってあげたという意味合いの5元です。
仮に上海鉄路局で切符発売システムに不具合が生じた場合、上海にいる乗客は問題ありませんが、北京から上海発の復路の切符が買えなくなり、帰りの切符はわざわざ上海駅で買う手間がかかるわけです。
同じ鉄路局管内ですと、復路の切符は比較的簡単に買えますが、やはり5元の手数料がかかります。 また異地售票ですが、例に挙げれば、北京に居ながら、西安−成都の切符が買えるという凄いシステムですが、実際はシステムエラーで役に立たない場合が多く、信用は?です。同じ鉄路局管内ならばエラーになることはまず無いので、例えば広鉄集団(広東省)の管轄内では、広州駅発の切符が深セン駅で買えます。
Z列車の切符は原則として往復切符や復路切符が購入可能です。
また期間は復路切符、異地售票とも20日間と決まっています(駅により日程の違いはあります)。

ダフ屋

中国語では黄牛と呼びます。基本的には禁止ですが、なぜか駅にはダフ屋がいっぱいいます。はじめから関わらないのが手です。関わりが発覚すると下手をすれば逮捕されます。
また偽切符をつかまされることもあるので、最悪、お金は返ってこない、列車には乗れないと2重苦を負うことになります。ですから声を掛けられても無視をするに限ります。